Aメロディックマイナー

紙とさまぁ~ず

テレビ東京で放送されているさまぁ~ずさんのバラエティー番組

毎週見ているのですが、今週のゲストが音楽家の細野晴臣さん、YMOでもおなじみの細野さんへの質問「この曲のこの部分を聞いて欲しい」と言う所を教えていただけませんか?に対しての解答が興味深かった

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風の谷のナウシカ

宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』の劇中曲は久石譲さんが作っていますが、宣伝用の歌で女優の安田成美さんが歌った「風の谷のナウシカ」の作曲者は細野晴臣さんです

で、この曲の最初の歌いだしの冒頭2小節のコード進行が禁じ手と呼ばれる物、聞いてみると確かにとても難しいメロディーラインで

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一般的にはキーがAのナチュナルマイナースケールと言われるコード進行を使うのでAmからFmに行くのがセオリーなのですが、AmからF#mはメロディックマイナースケールと言われるコード進行、今では禁断のコード進行では無いんだけどスタンダードじゃないって事なのかな?
フランスの歌手・クレモンティーヌさんが単調を長調に変えたっていうのは単調とはキーがマイナーコードの事、長調がメジャーコードの事、でも「AmからのF#m」だからマイナーじゃね?って思うでしょ?でもねこれが聞いてみるとF#mって「あれ?なんか今のちょっとメジャーじゃね?」って聞こえるんですよ
「金色の」がAm「花びら」がF#mなんですが、これを「金色の」をA「花びら」をF#で歌ってるのかな?
全体の楽譜を見ていないので解りませんが、細野さんが最初の2小節と言っているので、曲全体ではナチュラルマイナースケールなのかな?そこでクレモンティーヌさんはアレンジで最初の2小節だけをメジャースケールで歌ったのかな?
ちなみにAとはラの事、Fとはファの事、F#は半音高いファの事、CDEFGABC=ドレミファソラシド=ハニホヘトイロハです、イ長調とかハ長調とかイ短調とか聞くでしょ?イ長調がAメジャー、イ短調がAマイナー、ハ長調はCメジャーの事です

https://www.youtube.com/watch?v=fW7j44obuEQ
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